【うるま】オキコ(西原町、銘苅敏明社長)は8日、うるま市の中城湾港新港地区に整備した州崎センターの竣工式を開催した。県産黒糖商品の個包装から外装までを行い、県外や国外への販路拡大につなげる。同社によると、黒糖の包装事業をメインとした工場の運営は県内初の試みだという。
式典で銘苅社長は、県産黒糖が新型コロナウイルスの影響もあり、在庫が大きく増加する厳しい環境下にあることを説明。その上で「沖縄だけでなく県外、国外の人々に黒糖を認知してもらうことを一番の目的としている」と、工場稼働の意義を話した。
関係者によるテープカットの後、工場の見学会もあった。