先進物流施設「GLP沖縄浦添」が起工式 あんしんの専用施設


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
「GLP沖縄浦添」の起工式を執り行う日本GLPの帖佐義之社長=8日、浦添市(提供)

 物流施設の不動産事業者の日本GLP(東京、帖佐義之社長)は8日、浦添市牧港で先進的物流施設「GLP沖縄浦添」の起工式を行った。同施設は、県内物流大手のあんしん(浦添市)が専用施設として1棟全体を利用する。2023年2月の完成を予定する。

 地上4階建てで延べ床面積は約6万2千平方メートル。スロープで3階に直接車両を乗り入れでき、効率的な運営が可能となるという。

 日本GLPの帖佐社長は「幅広い種類の荷物に対応した機能を備え、従業員の働きやすい環境を提供する」と話した。
 あんしんの安里享英会長は「島しょ県沖縄の生命線である那覇港に近接し、あらゆる顧客の役に立てる。高品質な物流サービスの提供という社会的使命を全うする」と話した。