![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202110/8e8c5e0ca0fde3b06776ade2536227d0.jpg)
来年1月県内先行公開の映画「ミラクルシティコザ」(平一紘監督)の関係者向け試写会が9月28日、北谷町のミハマ7プレックスで行われた。上映前あいさつで、平監督は関係者への感謝を語り、「コメディーだが、音楽映画でもあり、音にもこだわっている。奇跡的なできあがりになったと思う」と作品への自信をにじませた。
「ミラクルシティコザ」は、元ロックスターの祖父に体を乗っ取られた青年が、魂を1970年代のコザにタイムスリップさせられるコメディー作品。主演の桐谷健太にストーリーを引っ張ってもらいながらも頼りすぎることはなく、県内を中心に活動する俳優たちの魅力も引き出している。また、音楽の使い方にオキナワンロックへのリスペクトを感じさせるなど、沖縄愛、コザ愛に満ちた作品に仕上がっている。
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202110/da20c7e56f728ea20091f9e2e763194d.jpg)
鑑賞した沖縄市の桑江朝千夫市長は「刺激的な映画。コメディーでありながら、シリアスでもあり、ラブロマンスもあり。コザで生まれ育った私にも(当時のコザの)雰囲気を十分に感じられた。90%コザでロケをしているという。(映画を通じて、コザの知名度が)日本国内だけでなく世界に広がることを期待している」と話した。