緊急着陸の米軍ヘリ、粟国空港を飛び立つ　海兵隊「普天間に戻った」

　在沖米海兵隊は２１日正午ごろ、２０日夜に沖縄県粟国空港に緊急着陸した米海兵隊の大型輸送ヘリＣＨ５３Ｅが２１日午前、同空港を飛び立ち、ヘリが所属する米軍普天間飛行場（宜野湾市）に戻ったと発表した。

　粟国空港職員によると、午前11時10分ごろに飛び立ったという。

　在沖米海兵隊によると、２０日夕、同ヘリは空中給油中に「早急に対応が必要な問題が起き、予防着陸した」と説明している。米軍は２０日に別のヘリで整備要員を粟国島に派遣し、緊急着陸した機体を整備していた。