沖縄セルラー 東証の新区分「スタンダード市場」移行へ 来年4月から


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 新興市場ジャスダックに上場する沖縄セルラー電話(菅隆志社長)は22日、取締役会を開き、2022年4月に適用される東京証券取引所の新市場区分について「スタンダード市場」への移行を決議した。

 東証は現在の1部、2部、マザーズ、ジャスダックの4市場を、「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場に再編する。沖縄セルラー電話は最上位のプライム市場への移行基準も満たしていたが、スタンダードを選択した。

 上原靖執行役員は「プライム市場への移行は、新規上場と同様の手続きが必要で負担が大きい。資金は潤沢なので、あえて移行するメリットは薄い。リソースを事業に振り向けることで企業価値を伸ばしていく」と説明した。