多彩な芸術感じる機会に 美ら島おきなわ文化祭開幕まで1年 沖縄市でプレイベント


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
開催まで1年を切った「美ら島おきなわ文化祭2022」のプレイベントに参加する玉城デニー知事(右)と特別広報大使の花笠マハエちゃん=24日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 2022年10月に県内で開催される、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が一体となった「美ら島おきなわ文化祭2022」のプレイベントが24日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。開催まで1年を切ったことから、文化祭の周知や機運醸成を図ることが目的。オープニングセレモニーでは、開催までの残り日数を数えるカウントダウンボードの除幕式が行われ、関係者が大会の成功を誓った。

 同文化祭実行委員会会長の玉城デニー知事は「県内外の方に沖縄文化の魅力を味わっていただくとともに、多彩な文化芸術に触れ、文化の多様性を感じてもらう機会となることを期待している」と話した。

 セレモニーでは、琉球大学モダンジャズオーケストラの演奏や、ダウン症の人たちのダンススクール「Kanade notes(カナデノウツ)」のメンバーによるダンスなどが披露された。琉球芸能実演家の嘉数道彦さんと沖縄カルチャーの広告塔として知られる幸田悟さんによるトークイベントや、イラストレーターのpokke104(池城由紀乃)さんによるライブペイントもあった。

 文化祭の開催期間は22年10月22日~11月27日。毎年、各都道府県が持ち回りで開催する。