沖縄コロナ感染5人で今年最少 石垣では高水準(10月26日朝)


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700新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 沖縄県は25日、10代から80代までの5人の新型コロナウイルス感染を新たに確認した。累計の感染者数は5万167人。先週の月曜日と比べて、11人減少した。今年の1日当たりの感染者数としては最少となった。療養中の患者数は200人を切り、199人となった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、8・01人で全国1位。全国平均1・69人を大きく上回っている。宮古島市は5・49人、石垣市は76・67人と、高い値となっている。

 新規感染者の年代別は10代と50代、80代で各1人、40代で2人だった。推定される感染経路が判明しているのは2人で、いずれも家庭内での感染。

 県の糸数公医療技監は、PCR検査を受ける人が減っていることを危惧した。背景として、陽性者数の減少で安心感が広がり、検査を受ける動機が少なくなっている可能性を指摘し「今後とも引き続き感染対策への協力をお願いしたい」と述べた。

 米軍関係の感染者は、24日と25日はいずれもいなかった。