普天間飛行場で連日の夜間飛行 午後10時超え、苦情相次ぐ


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
夜間飛行するMV22垂直離着陸輸送機オスプレイ(資料写真)

 【宜野湾】米軍普天間飛行場で25~28日、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなどが航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で制限されている午後10時を超えて夜間飛行した。県と宜野湾市の騒音測定によると、同市上大謝名で26日午後10時4分に96・9デシベル、同20分に90・2デシベルの騒音を記録した。

 午後10時以降の騒音(市内8測定局の合計)は25日に1回、26日に23回、27日に17回、28日に6回記録された。

 市民から「ヘリがうるさくてテレビの音が聞こえない」「眠れない」などの苦情が市の基地被害110番に寄せられた。深夜の飛行に関する苦情は26日に5件、27日と28日に各2件だった。