運天港運航再開、3日ぶりに入港　伊是名と伊平屋の定期船　軽石大量漂着で

　【北部】大量に漂着した軽石の影響で運天港を利用できなくなっていた沖縄県伊是名村と伊平屋村のフェリーが7日、同港での運航を再開した。港内で大量に滞留していた軽石は6日と比較して減少した。潮の流れや風の影響で船着き場付近から流されたとみられる。

　伊是名村のフェリーは5日から全便欠航となっていたが、7日午前、運天港に入った。村などによると、伊是名からの午前の便には少なくとも100人が乗船。積載車も満車状態で関係者は「いつもの日曜に比べて多い」と指摘する。島で足止めされていた人が多く乗船したとみられる。

　8日以降の運航は軽石の漂着状態によって欠航や目的地変更になる可能性があり、見通しが立っていない。