沖縄から考える津波防災 東日本大震災の写真資料展 コザ信金名護支店で15日まで


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「東日本大震災10年写真資料展」を主催した(左から)岸本直也主宰、コザ信用金庫名護支店の知念潤支店長

 【名護】コザ信用金庫名護支店で2日から「東日本大震災10年写真資料展」(主催・名護から考える~3・11の会、コザ信用金庫名護支店)が開催されている。15日まで。

 「名護から考える~3・11の会」の岸本直也主宰は震災直後の4月に被災地を訪れ、多くの写真など記録を残している。毎年、各地で写真資料展を開いている。

 今回の開催は11月5日の「世界津波の日」「津波防災の日」に合わせた。岸本さんは16日から、10年ぶりに被災地の石巻などを再訪予定という。

 岸本さんは「今年は明和の大津波から250年、チリ津波から61年、そして東日本大震災から10年。地震や津波はいつ、どこで起きてもおかしくない。日頃からの心掛けが、いざという時の大きな支えとなり、非常に大切だ」と語った。

 今回の展示は写真約30枚と関連資料。日頃見ることのない貴重な本も多数閲覧可能だ。
 (宮里美智留通信員)