「おきなわ本」180点が一堂に!東京のわしたショップでフェア 11月30日まで


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「おきなわ本フェア」で県産本を手に取る買い物客ら=5日、東京都中央区の銀座わしたショップ本店

 【東京】沖縄県産本を集めた「おきなわ本フェア」(沖縄出版協会主催)が1日から、東京都中央区の銀座わしたショップ本店で開かれている。昨年に続き、2回目の開催。沖縄の歴史や文化に関する書籍をはじめ、料理本や絵本など県内の各出版社が薦める書籍が販売されている。30日まで。

 フェアでは、同協会に加盟する16社が出版した書籍約180点を一堂にそろえた。銀座わしたショップ本店チーフマネージャーの藤原直樹さんによると、首里城に関する書籍や、日本復帰50年を来年に控え、復帰前の沖縄を伝える書籍などが売れているという。

 藤原さんは「これだけ多くの『沖縄本』が東京でそろうのは珍しい。ぜひ、手に取って沖縄を深く知るきっかけにしてほしい」と来場を呼び掛けた。

 フェア開催中は、トークイベントも行われる。13日にはジャーナリストの森口豁さんが「復帰50年を見すえて―アメリカ世の記憶」と題して講演するほか、27日には牛島貞満さんが第32軍司令部壕の保存などについて話す。