高校生企画の100円そば盛況 西原でイベント


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
人気の緑のモロヘイヤそばとピンクの梅そばを持つNS2BPのメンバーとさわりん=10月17日、西原町さわふじマルシェ(提供)

 【西原】西原町内在住の高校生が活動するNS2BP(西原町学生ソーシャルビジネスプロジェクト)が、本年度初めてのイベントをさわふじマルシェで開催した。

 10月17日の沖縄そばの日に、3種類の麺(普通・梅・モロヘイヤ)を百円で各50食販売した。また、持ち帰り用として町内の沖縄そば専門店ちょーでーぐぁの「梅そば」とあやめ加工所の「モロヘイヤそば」の麺のみも販売した。

キッチンで沖縄そば作りを担当したNS2BPのメンバー=10月17日、西原町さわふじマルシェ(提供)

 宮城帆乃加さん(知念高校3年)は「なかなか活動ができない中で、たくさんの方々に普段食べることの少ない梅とモロヘイヤのそばを食べてもらえてうれしかった」と話し、屋比久ゆうさん(浦添高校2年)は「一つのことを成し遂げるには協力し合うことが大切なんだと学んだ」と語った。

 与那原町の伊福萌さん(24)は「2歳の娘が夢中で食べていた。百円そばとは思えないクオリティーで、おいしかった。環境にも配慮した紙の容器を使用していることも良い点だと思った。このようなイベントがまたあると楽しそう」と笑った。

 (小波津昭子通信員)