八重山観光の魅力発信 東京でセミナー、自治体担当者が自然文化を紹介


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担当者から八重山観光の魅力が紹介された「八重山観光セミナー」=18日、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル

 八重山ビジターズビューローは18日、八重山観光の魅力を首都圏に発信する「八重山観光セミナー」を都内のホテルで開いた。対面での開催は2年ぶり。石垣市、与那国町、竹富町の担当者が島々の自然や文化を紹介し、新型コロナウイルス感染防止策など「安心」「安全」な観光の取り組みも発信した。

 オンラインの参加者を含め、航空会社や旅行社の関係者60人が参加した。

 1~9月の八重山入域観光客数は36万267人。過去最高だった2019年の同期間と比べ、約3分の1に落ち込んでいる。観光消費額も約470億円減の約286億円だった。

 西表島がユネスコの世界自然遺産に登録された竹富町は、持続可能な観光利用を進めるために「責任ある観光」を打ち出し、ルールや制度作りを進めていると説明した。石垣市は、割引などの特典がある「あんしん島旅プレミアムパスポート」などのコロナ禍での取り組みを紹介した。