県は20日、沖縄市の60代の女性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。14日からの1週間に確認された新規感染者は7人で前週の22人より減った。累積の感染者は5万298人で、県民のほぼ30人に1人が感染した計算になる。
新規感染した1人は感染経路が不明で散発的な感染とみられる。直近1週間の感染者7人のうち経路不明は4人で、割合は57・1%と増加している。
現在の療養者は12人で、うち2人が中等症で入院している。1人は那覇市内の宿泊療養施設、9人は自宅で療養している。
クラスターは新たに3件が確認された。いずれも8月の発生で、2件は家族内、1件は豊見城市の社会福祉施設だった。この施設では40~90代の入所者21人と職員4人の男女25人が感染した。
また普天間基地から1人の陽性が確認された。入国前検査で判明し、国内での感染ではないとみられる。