ピンクドット沖縄2021 来月11日開催 那覇・琉球新報ホール


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ピンクドット沖縄の(左から)南定四郎名誉顧問、高倉直久代表理事、田中正男副代表理事=25日、那覇市のパームロイヤルNAHA国際通り

 LGBTQなどの性的マイノリティーを含む全ての人が生きやすい社会を目指すイベント「ピンクドット沖縄2021」が12月11日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開催される。ピンクドット沖縄の高倉直久代表理事らが25日、記者会見し、今回のテーマは「性のグラデーションの世界で自分らしく生きる」だと発表した。

 2部構成で、第1部でドキュメンタリー映画「沖縄カミングアウト物語~かつきママのハグ×2珍道中!」を上映する。新宿2丁目のゲイバーで働く那覇市出身のかつきママが帰省し、家族にカミングアウトした様子を振り返りながら語り合う映画で、上映後に松岡弘明監督とかつきママのトークセッションを予定している。

 第2部は県出身アーティストによるトークライブのほか、ジェンダー法に詳しい矢野恵美琉球大法科大学院教授や市民団体代表らが登壇し「性のグラデーション」をテーマにパネルディスカッションする。

 ピンクドットは2009年にシンガポールで始まり、13年からは沖縄でも毎年開催している。昨年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催だった。

 当日は午後1~6時で入場無料、定員300人。第2部(午後3~6時)はオンラインでも配信する。申し込みはこちら


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