軽石の流入防ぎ出漁へ 開閉式の膜設置 国頭・辺土名漁港


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
辺土名漁港入り口付近に設置された汚濁防止膜の近くで作業をする人々=25日午後、国頭村

 【国頭】大量の軽石が漂着し、漁ができない状態が続く沖縄県国頭村の辺土名漁港で、軽石の流入を防ぎつつ出漁できるようにするため、県は25日、開閉式の汚濁防止膜に付け替える作業を実施した。

 県北部農林水産振興センターによると、膜が張られる長さは160メートル、中央部分の20メートルが開閉式となっている。27日以降、同漁港での作業などが終わり次第、安田漁港でも同様の工事を実施する方針。