学生ら企業の話しを熱心に 就職フェアに223人が参加 宜野湾・コンベンション


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人事担当者(左)の説明に耳を傾ける参加学生ら=1日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 2023年に大学や専門学校などの卒業を予定する学生を対象とした就職フェア「インターンシップ&業界研究セミナー」(琉球新報社主催)が1日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。県内の金融や小売、観光業など22社がブースを出展。参加した学生223人は各社のブースを回り、業務内容などについて人事担当者の話に熱心に耳を傾けていた。

 不動産業のいえらぶ琉球は、新型コロナウイルスの影響による人員不足や、好調な業績を理由に中途採用も実施すると説明。経営企画室の我如古浩乃課長は「若い人材が多数活躍している。ITの力で沖縄の『住』を一緒に盛り上げよう」と、学生らに呼び掛けた。

 沖縄電力など3社の説明会に参加した琉大大学院工学部の小嶺幸之介さん(24)は「いろんな分野の企業が理系の人材を求めていることを知り、選択肢が広がった」と述べた。(当銘千絵、写真も)