来年10月に県内各地で開催される国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭が一体となった「美ら島おきなわ文化祭2022」に向けて6日、県の同実行委員会(川上睦子事務局長)は糸満市役所でセレモニーを開き、前回開催地の和歌山県から糸満市に大会旗を引き継いだ。文化祭開催までに大会旗が県内市町村を回り、開催の周知を図る。
来年10月22日~11月27日に各地で文化イベントが催される。糸満市では着物の文化団体を受け入れ、十二単(ひとえ)の着付けなど「きものの祭典」を開催する予定。
市独自イベントとして期間中、着物の着付けショーやウェーク(かい)をかたどったマドラー作りなども実施するという。
川上事務局長は「県内各地の文化が世界に知れ渡り、多くの人がその美しさに感動するような文化祭にしたい」と語った。當銘真栄市長は「(リレーの)トップバッターになり光栄だ。各市町村のモデルとなるよう糸満市で盛り上げていきたい」と応えた。
(比嘉璃子)