おきなわフィナンシャルグループ(OFG)、沖縄銀行子会社の地域総合商社「みらいおきなわ」(那覇市、又吉司社長)は8日、企業のサブスクリプション(定額制)サービスを支援する「サブスク」(同、友利晋将(くにまさ)社長)と営業協力基本契約書を締結したと発表した。コロナ禍で収益確保が課題となっている現状で、沖銀顧客の事業者にサブスクリプションサービスを提案し、収益構造の転換などを支援する。
営業協力を通して、商品開発に関する調査や定額制サービス商材の提供、業務システムの提供や業務委託などワンストップで支援する。
当初は食品やヘルスケア関連業などの支援から着手し、他の産業についても支援を広げたい考えだ。
両社は8日、那覇市の琉球新報社を訪ね、取り組みを報告した。みらいおきなわの砂川恵太企画コンサルティング部部長は「営業協力を通して、よりきめ細かい事業者支援を展開していきたい」と話した。
サブスク社の友利社長は「サブスクリプション型事業を創出することで、沖縄の企業や人々の生活を豊かにすることを目指したい」と抱負を語った。
問い合わせはサブスク社(電話)098(988)3646か、最寄りの沖銀営業店。サービスはhttps://subsc.work/から確認できる。
(小波津智也)