沖縄県内のコロナ 週間感染者数3週連続で増 11日は新規6人 


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は11日、10歳未満~80代の6人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。居住地別では宜野湾市が4人、中部保健所管内と沖縄市が1人ずつとなっている。推定感染経路が判明しているのは4人で全て家庭内。残り2人は調査中。

 1週間当たりの感染者の合計が24人となり、先週の17人より7人増加した。3週連続で1週間当たりの感染者数が増加した。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者は1・48人。全国3位で全国平均0・63人を上回っている。

 直近1週間では、宜野湾市から感染者が多く出ている。県感染症対策課の嘉数広樹課長は中部地区の感染状況について「陽性者の推定感染経路はほぼ追えている。しかし、追えていない人もおり市中感染の可能性もある」とした。症状があれば医療機関や検査機関の受診を呼び掛けたいと語った。 (狩俣悠喜)