10万円、沖縄で5市町が新たに年内に現金給付へ(16日まとめ)


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 【那覇・北部・中部】18歳以下への10万円相当の給付について、新たに那覇市と名護市、宜野湾市、沖縄市、本部町の5市町が15日までに年内に全額を現金支給することを決めた。各議会で追加提案や追加説明を行う。県内で年内に現金一括給付するのは、既に決めている浦添市、嘉手納町、中城村を含む8市町村となった。

 政府は10万円相当の給付のうち、現金5万円は年内に先行給付を開始する。残りの5万円分について現金かクーポンでの支給とするのか、各自治体で時期も含め検討している。

 那覇市、名護市、宜野湾市、沖縄市、本部町ともに、先行給付の5万円に残りの5万円を現金で上乗せし、一括給付する。年内支給は児童手当の支給対象となっている中学生以下。申請方式の高校生以上は年明けの支給となる。

 那覇市では、支給対象3万世帯のうち、中学生以下の約2万2千世帯に24日に支給する。沖縄市と宜野湾市は27日に振り込む予定で作業を進めている。本部町では16日、本会議で一括現金給付への追加説明を行うとしている。
 (新垣若菜まとめ)


10万円給付、沖縄の市町村はどう対応?現金一括給付も(15日まとめ)