琉球新報社 
宅配ピザの大手チェーン「ピザハット」の県内1号店が18日、那覇市泊にプレオープンした。本格始動は22日から。イートインとテークアウトに対応する「ピザハットエクスプレス」は、浦添西海岸パルコシティなどサンエー系列のフードコート内に出店しているが、宅配とテークアウトの専門店は県内では初めて。
日本ピザハットとフランチャイズ契約を結んだ沖縄ゼネラルグループ（那覇市、長嶺善憲社長）が運営し、3年以内に宮古島と石垣島を含め15店舗の出店を目指す。
ピザハットは米テキサス州に本社を構える世界最大のピザチェーンで、110カ国以上で事業展開している。国内ではドミノ・ピザ、ピザーラと並び「ピザ御三家」として知られている。
当面は県外店舗と同様の商品を販売するが、県産食材を使ったオリジナルメニューの考案も検討していく。長嶺社長は「沖縄は他県に比べて洋食文化が根付き、宅配ピザの需要も高い。ネット広告などを駆使しながら、県民への浸透を図っていきたい」と述べた。
（当銘千絵、写真も）
