ボリビアの移住地間道路5キロ舗装、県系人ら完成祝う


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完成式でテープカットに臨むカマチョサンタクルス県知事や新垣まゆみ村議長など関係者ら=ボリビア

 オキナワ第2移住地から第3移住地までの約16キロの道路舗装工事が今年1月から始まり、このほど第2移住地から5キロ先のサンミゲル地域までの道路が完成した。完成式がオキナワ第2移住地入り口で行われた。

 第2から第3移住地までの道路舗装工事の総工費は4.3万米ドル。サンタクルス県政府による資金協力で工事が実現した。

 式はサンタクルス県のルイス・フェルナンド・カマチョ県知事をはじめ政府関係者、中村侑史オキナワ日ボ協会長、オキナワ村のルベン村長、新垣まゆみ村議長、親川ウーゴ第1地域長、山城一馬第2地域長、県系人らが出席。カマチョ県知事とルベン村長のあいさつのほか、テープカットや鏡開きが行われた。

 現在、オキナワ第1移住地から第2移住地までの道路舗装は、日本政府の資金協力を受けて進められている。

 各移住地間の道路が舗装されることで安全な交通が確保できる。主要経済都市へのアクセスが改善されることで、農産物搬送など物流の円滑化も図れ、経済発展も期待できる。
(安里玉元三奈美通信員)