「沖縄産コーヒー」農林基金が助成 サッカー沖縄SVに


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コーヒーの苗を植える沖縄SVの選手たち=2019年、名護市許田の「沖縄SVコーヒーファーム」

 創意工夫で地域の課題解決に挑む農林水産業者を支援する「農林水産業みらい基金」(東京)は20日、飼料高騰対策や廃棄物活用の実践例など、2021年度の助成対象事業7件を決定したと発表した。助成総額は7億3527万円。

 沖縄SV(豊見城市)はコーヒーの一大産地化に取り組む。あぐりんく(山口県宇部市)は、高齢化や輸入飼料の高騰で畜産農家の経営が厳しくなる中、飼料用トウモロコシの生産増大に取り組み地域での連携を強化している。なっぱ会(石川県加賀市)は生ごみや廃食用油を堆肥、農業用ハウスの燃料として使うことで農閑期の新たな作物生産を目指している。
(共同通信)