古堅モータース☆白龍がV 龍天龍白王下す 古堅闘牛大会


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シーの1番で龍天龍白王(左)を土手際に追い込む古堅モータース☆白龍=26日、うるま市石川多目的ドーム

 今年の最後を飾る古堅闘牛大会(主催・古堅闘牛組合、共催・琉球新報社)が26日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。天候に恵まれず、厳しい寒さにもかかわらず、2021年最後の闘牛観戦を楽しもうと大勢の観客が訪れた。

 大型牛同士の激突として注目を集めたシーの1番は、沖縄闘牛界でもトップクラスの実力牛、古堅モータース☆白龍が意地を見せて、徳之島から移籍の龍天龍白王(元・正野美龍)をわずか3分26秒の短期速攻で圧倒した。

 古堅モータース☆白龍は序盤から攻勢をかけ、強烈な掛け技からの押し込みで龍天龍白王を再三、土手際に寄せた。

 龍天龍白王は一時は我慢して体勢を持ち直す場面も見られたが、最後は古堅モータース☆白龍の圧力に屈した。

 シーの3番の元徳之島中量級全島一牛同士の対決は、牙狼(がろう)がひめゆり赤猿を対戦開始後わずか55秒で撃沈し見事な勝利を飾った。優勝と各賞は以下の通り。

【優勝】古堅モータース☆白龍
【殊勲賞】白電
【敢闘賞】伊良皆圧送全進
 (平川康宏通信員)