年越しは沖縄そば　良い新年を願い　生産ピーク

　暮れも押し詰まり、県内の製麺所では、年越し用の沖縄そばの製造がピークを迎えている。西原町小那覇の与那覇食品では２９日、従業員総出で製麺、出荷作業に追われていた。

　同社では２５日ごろから、生産の繁忙期となった。大みそかにかけては通常の３～４倍の生産態勢のため、町の協力で派遣された高校生アルバイトらも加勢している。

　知名建太朗営業部長（３９）は「沖縄そばは沖縄のソウルフード。県民はもちろん、沖縄で年越しする観光客の皆さんもぜひ食べて新年を迎えてほしい」と話した。　（ジャン松元、写真も）