三線にピカチュウ 紅型デザインで奏でます ポケモン社とMACHIDAYA


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(左)「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環で制作された、ピカチュウが紅型風にデザインされた三線 (右)紅型模様に浮かぶ白いピカチュウ(提供)

 【読谷】三線を製造・販売するMACHIDAYA(読谷村、町田宗朝社長)は、ピカチュウがデザインされた「そらとぶピカチュウ版 三線セット」を販売している。ポケモン社(東京都)が行う、沖縄の観光産業を支援する「そらとぶピカチュウプロジェクト」の一環。

 人工皮と胴巻き部分にピカチュウがちりばめられた紅型風のデザインで、かわいらしい三線となった。

 MACHIDAYAの町田宗男取締役部長によると、2021年1月ごろにポケモン側から企画を持ちかけられたという。町田取締役部長は「世界的に有名なポケモンが三線にデザインされることは、三線を世界に発信できるいい機会だ」とし、沖縄や読谷への観光につながってほしいと期待した。

 三線本体、布ケース、バチ、練習用楽譜とCDがセットになっている。2023年3月末まで販売予定。店舗のみの販売。価格は税込み3万9600円。

 問い合わせはMACHIDAYA(電話)098(958)3090。

 (石井恵理菜)