阪神・岡留「一軍で投げ続けたい」 地元・糸満市長に入団報告


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當銘真栄市長(左)にサインした色紙を手渡す岡留英貴投手=12月27日、糸満市役所

 【糸満】プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で、阪神タイガースから5位指名された亜細亜大の岡留英貴投手(22)=沖縄尚学高出=は12月27日、入団報告のため地元の糸満市役所に當銘真栄市長らを訪ねた。岡留選手は「1年間けがなく一軍で投げ続けたい。そのために結果を残せるようにしたい」と語った。

 當銘市長は「野球ファンから愛されるような選手に育ってほしい。糸満からのスーパースター誕生を期待している」と激励した。岡留投手の出身校・兼城小学校の児童らからは応援のメッセージが書かれた色紙が贈られた。

 岡留投手は小学1年の時に兼城パイレーツで野球を始め、沖尚時代に投手として本格的に登板するようになった。最速150キロの直球と4種の変化球を駆使した投球を持ち味とする。

 対戦したい選手に巨人の坂本勇人選手とヤクルトの村上宗隆選手の両強打者を挙げ「自分が投げたら大丈夫と、チームから信頼されるような投手になりたい」と話した。

 母・郁子さん(58)と父・邦英さん(56)は「けがなく長く続けて、みんなから応援される、尊敬されるような投手になれば」と話した。
 (比嘉璃子)


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