医療従事者989人が休業 玉城知事「県民生活に深刻な影響」 自宅待機期間の短縮を要請


この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
会見する玉城デニー知事=13日午後、県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は13日記者会見し、新型コロナウイルスの濃厚接触者になるなどして、医療従事者のうち、重点医療機関で661人、その他クリニックなどを含めると989人が休業していると明らかにした。

 玉城知事はオミクロン株の強い感染力によって、社会活動を支える「エッセンシャルワーカー」の感染拡大に強い危機感を示し「県民生活全体の深刻な影響が出てしまうことも懸念される」と強調した。

 県の試算によると、県内のエッセンシャルワーカーの人数は47業種10万5300人だと明らかにした。県は、エッセンシャルワーカーが濃厚接触者となった場合に、地域の実情に応じて自宅待機期間を短縮するなど、柔軟な対応ができるよう、県庁に派遣され、首相官邸や各省幹部と直接やりとりする情報連絡員(リエゾン)チームと調整を進めている。


【関連ニュース】

▼【速報】沖縄、過去最多1817人コロナ感染 米軍も560人で最多更新

▼沖縄米軍の感染突出 10万人当たり4691人

▼沖縄コロナ1週間で1万5000人超予測

▼学校PCRの対象を濃厚接触者に限定

▼保健所からの連絡来ない20代…オミクロン感染しているのに

▼ランチでドライブで披露宴で…沖縄のコロナ感染7例