沖縄県の玉城デニー知事は13日記者会見し、新型コロナウイルスの濃厚接触者になるなどして、医療従事者のうち、重点医療機関で661人、その他クリニックなどを含めると989人が休業していると明らかにした。
玉城知事はオミクロン株の強い感染力によって、社会活動を支える「エッセンシャルワーカー」の感染拡大に強い危機感を示し「県民生活全体の深刻な影響が出てしまうことも懸念される」と強調した。
県の試算によると、県内のエッセンシャルワーカーの人数は47業種10万5300人だと明らかにした。県は、エッセンシャルワーカーが濃厚接触者となった場合に、地域の実情に応じて自宅待機期間を短縮するなど、柔軟な対応ができるよう、県庁に派遣され、首相官邸や各省幹部と直接やりとりする情報連絡員(リエゾン)チームと調整を進めている。
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