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琉球海運(那覇市、宮城茂社長)は14日、県内最大級の総合物流センター「琉球ロジスティクスセンター」の起工式を豊見城市長堂の建設現場で開いた。
2023年7月から運用開始の予定。21年11月から工事が始まり、23年5月の完成を目指す。フジタ沖縄支店が施工を担う。
建設現場は旧翔南製糖の跡地で、かつては琉球海運が同社生産の分蜜糖を県外へ運送する業務を担っていた。敷地面積は約4万8804平方メートルで、鉄筋コンクリート造りの地上2階建て。イオン琉球を中核企業とし、沖縄岡崎運輸などが入居する。
本島南部地区の物流倉庫不足の解消や、物流集約による配送の効率化、二酸化炭素排出抑制の取り組みを目指す。
宮城社長は「周辺地域の発展や利用する企業の繁栄、県経済発展の一助となれるよう取り組みたい」と話した。
(中村優希、写真も)