沖縄市の中央パークアベニューを舞台にした映画「10ROOMS」(岸本司監督)の製作に合わせ、公開費用の支援を募っていた琉球新報のクラウドファンディングが19日までに、目標金額に達した。1月末までの募集期間の変更はなく、さらなる支援を募っている。
映画をプロデュースするファンファーレ・ジャパンの神山繁取締役は「単なる映画製作や上映だけではなく、コザの街づくりやローカル映画の新たな活用法といった狙いもある。多くの方に映画を見てもらい沖縄市・コザの魅力を伝えたい」と感謝した。
クラウドファンディングは琉球新報社のサイト「YUIMA」で実施。支援した人には、パークアベニューの空き店舗を活用した宿泊施設「トリップショットホテルズ・コザ」の宿泊や、エンドロールへの氏名掲出などの特典がある。 (久田尚志)