沖縄コロナ第6波、18日をピークに減少 入院は30日まで増加の見通し


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 県は24日、新型コロナウイルスの流行第6波における新規感染者は、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者が679・07人だった18日をピークに減少に転じている一方、入院患者は30日まで増加し続けるという予測を発表した。県によると、これまでの感染状況から、流行は2波から5波までのデータを基に6波の状況を推計したという。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数はピークの18日以降、上昇の勢いが反転して下落すると推測しており、県の警戒レベル指標でレベル3B(感染まん延期)を脱するのは2月3日ごろと見ている。

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 入院患者のピークは新規感染者より12日遅れて迎えるとして、今月30日を想定した。そこから減少に転じた場合、入院患者が県の確保病床648床の50%以下(324人)となり、警戒レベル2(感染流行期)に移行するのは2月15日ごろと見込んでいる。

 ただ数値上の推測のため、実際には遅れることも想定している。

 (嘉陽拓也)


 

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