沖縄電力、3月に213円値上げ 火力発電コスト増


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沖縄電力(資料写真)

 大手電力10社が28日発表した3月の家庭向け電気料金は、北陸電力を除く9社が値上げとなった。火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)などの輸入価格が上昇しており、販売価格に反映させる。10社の料金は比較可能な過去5年間で最高となる。大手都市ガスは全4社が値上げ。食料品や日用品など幅広い分野で値上げが進む中、家計に一段の打撃となりそうだ。

 標準的な家庭の1カ月当たり電気料金で、値上げ幅が最も大きいのは中部電力の292円。東京電力は283円、東北電力は219円、沖縄電力は213円の値上げとなる。

(共同通信)