沖縄県商工会連合会(米須義明会長)は28日、2021年度経営力向上支援事業報告会を那覇市小禄の沖縄産業支援センターで開いた。企業の経営を指導する専門職「スーパーバイザー」が、新任の経営指導員とともに事業者の課題解決などに取り組む事例を紹介した。経営指導員育成や、事業者の経営を支援する狙いがある。
取り組み事例として、宜野座村商工会では、コロナ禍で営業できない居酒屋の経営者とともに、看板商品「てびち唐揚げ」の専門店として新たな販路開拓に取り組んでいる。20年にうるマルシェ(うるま市)のフードコートに出店し、年間1600万円を売り上げた。
(中村優希、写真も)