沖縄の有効求人倍率、2021年0.8倍 全国最下位、他県より下げ幅大


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那覇の街並み

 沖縄労働局(西川昌登局長)は1日、2021年(1~12月)の有効求人倍率(原数値)が前年比0・1ポイント減の0・8倍と発表した。20年以降、2年連続で1倍を下回っており、全国最下位だった。

 西川局長は「昨年、新型コロナウイルスの感染拡大で、県が独自の緊急事態宣言を発令したなどで、他県と比べて新型コロナの影響が大きく、有効求人倍率の下げ幅は全国平均の0・05ポイントを大きく上回った」と分析した。

 2021年12月の有効求人倍率(季調値)は前月比0・01ポイント増の0・82倍で、20カ月連続1倍を下回った。22カ月連続で全国最下位となった。