沖縄コロナ累計9万人超 新規334人、3人死亡(2月13日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は12日、新型コロナウイルス患者3人の死亡と、10歳未満から90歳以上までの334人の感染を新たに確認した。累計の死亡者数は418人、感染者数は9万158人となった。那覇市内の医療機関や社会福祉施設を含む計5例のクラスター(感染者集団)も新たに認定した。

 亡くなったのは豊見城市の90歳以上の女性、南部保健所管内の70代女性、宮古島市の70代男性の3人。いずれも基礎疾患があり、ワクチンは2回接種済みだった。

 12日の感染者数は前週の土曜日(5日)の約半分だった。11日は祝日で、医療機関が休診のため検査数が少なかったことが影響したとみられる。県内の累計の感染者数は1月12日に6万人、同19日に7万人、同28日に8万人を超え、2月12日で9万人に達した。増加ペースは落ちつつある。

 新たなクラスター5例のうち3例は那覇市で、発生場所は医療機関(30~70代7人)、社会福祉施設(40~90代5人)、社会福祉施設(30~90代9人)となっている。残る2例は家族内で、どちらも6人の感染だった。

 米軍関係は新たに嘉手納基地13人、キャンプ・キンザーとキャンプ・コートニーの各5人などを含む計35人の感染が県に報告された。累計は1万229人。 (當山幸都)