ダイキンオーキッド、比嘉ら沖縄勢13人挑む 来月3日開幕 アマ5人も参戦


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 ゴルフの国内女子ツアーで2022年の開幕戦となる「第35回ダイキンオーキッドレディーストーナメント」の出場選手が16日、発表された。大会は3月3日、南城市の琉球ゴルフ倶楽部で開幕。6日まで4日間の日程で、アマチュアを含め108人が予選に臨み、決勝ラウンドを目指す。県勢はダイキン工業所属の諸見里しのぶ、新垣比菜をはじめ、19年大会優勝の比嘉真美子ら13人(アマ含む)が挑む。新型コロナウイルスの感染対策を徹底し1日当たり3千人を目安として有観客の方針が示されている。

 県勢は他に川満陽香理、宮里美香、大城さつき、山城奈々、上原彩子が参加。アマは21年日本女子学生選手権を制した星川ひなの(真志喜中―熊本国府高―日大4年)が特別推薦で出場し、1月の大会を勝ち抜き出場権を得た小潮川せり(宜野座高2年)、荒川怜郁(コザ高―中部学院大2年)、島袋ひの(宜野座高出)、吉崎マーナ(沖縄カトリック中2年)が参戦する。

 出場者は昨年大会女王の小祝さくらや統合された2020―21シーズン賞金女王で東京五輪銀メダリストの稲見萌寧、西郷真央ら実力者が顔をそろえ、勢いのある若手も数多くエントリーしており、そのプレーが注目を集める。

 感染症対策では、入り口での検温やマスク着用への協力を求め、コース内の通路を広く確保するなどソーシャルディスタンスを確保できるような観客席の配置に努める。

 選手やキャディー、ボランティアら関係者は全員がPCR検査などを受け、毎日の検温など健康観察の徹底を図る方針。チケットは12日から販売が始まっている。

 優勝賞金は2160万円、賞金総額は1億2千万円。大会に先立ち開催していた前夜祭とプロアマ大会は昨年に続き中止が決まった。

 問い合わせは事務局(電話)098(988)5000。


沖縄勢、大会への意気込み語る ダイキンオーキッド出場へ