沖縄勢、大会への意気込み語る ダイキンオーキッド出場へ


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 ゴルフの国内女子ツアーで2022年の開幕戦となる「第35回ダイキンオーキッドレディーストーナメント」の出場選手が16日、発表された。大会は3月3日、南城市の琉球ゴルフ倶楽部で開幕。6日まで4日間の日程で、アマチュアを含め108人が予選に臨み、決勝ラウンドを目指す。県勢プロ選手8人の意気込みを聞いた。

「昨年結婚し公私共に充実していた」と語る宮里美香。今年は自分らしいゴルフで優勝を目指す

自分らしいゴルフを 宮里

 地元での開幕戦なので、毎年特別な思いを持って臨んでいる。ファンの前でゴルフができることを願いつつ、精いっぱい頑張りたい。今年の目標は、シーズンを通して自分らしいゴルフができるように努めること。その先に優勝があれば最高だ。

プロ生活20周年を迎え、結果を残して「感謝の気持ちを伝えたい」とラウンドに臨む上原彩子

結果残し感謝伝える 上原

 今年でプロ生活20周年を迎えるので、アマチュア時代から出場させていただいているダイキンオーキッドで結果を残して、感謝の気持ちを伝えたいと思っている。

 今年の目標は1年を通して安定感のあるゴルフを展開し優勝することだ。

スイング改造に取り組み「まずは予選通過」と意気込む大城さつき

安定したプレーを 大城

 2020―21シーズンはうまくいかないことが多く、苦しかった。いろんな課題があったので、アドレスから全部直そうとオフは取り組んだ。まずは予選通過を目指し、4日間安定したプレーができるように頑張りたい。今年はシード権を獲得することが目標。

2019年大会の優勝に続きトップを目指す比嘉真美子

もう一回地元で勝つ 比嘉

 今年でフルシーズン10年目となり心技体ともこれまでとは違った環境で迎えるシーズン。これからもっと強くなれるように、新たなスタートと思ってチャレンジしていきたい。3年前の優勝は一生忘れられない。もう一回地元で勝ちたいという気持ちで全力でいきたい。

第一線からは離れたが、昨年に続き今大会に出場が決まった諸見里しのぶ

学んだこと発揮する 諸見里

 この1年はテレビ解説などの仕事をし、客観的な視点でトップ選手を見ることができ、もっと広い目線でゴルフと向き合いたいと思うようになった。このオフは12月からのトレーニングで、昨年よりいい状態できている。この1年間で学んだことを発揮できるように全力で臨みたい。

昨年大会で県勢トップの10位に入り、今年こそ優勝を狙う新垣比菜

目標はシード権獲得 新垣

 昨シーズンはうまくいかない期間が続いて、特にパッティングでなかなか決まってくれないことが多かった。ダイキンオーキッドは沖縄の人たちが一番注目している試合だと思う。優勝争いできるように頑張りたい。今年の目標はシード権を取ることと、優勝することだ。

持ち味のドライバーショットで上位を狙う山城奈々

思い切りプレーする 山城

 昨年は自分と向き合いながらシーズンを送ることができた。評価ポイントは前向きに戦えるようになったこと。開幕戦のダイキンオーキッドは上だけを見て楽しく思い切りプレーしたい。

 持ち味であるドライバーショットを見ていただけたらうれしい。

日本女子学生選手権女王としてプロに挑戦する星川ひなの

競技力を高めたい 星川

 地元で行われる唯一の女子ツアーに今年も出場させていただけることを光栄に思う。このチャンスをものにできるよう楽しみながら精いっぱいプレーしたい。今年の目標はまずプロテスト合格。1年間ゴルフというスポーツと向き合って競技力を高めていきたい。


ダイキンオーキッド、比嘉ら沖縄勢13人挑む 来月3日開幕 アマ5人も参戦