美ら島おきなわ文化祭、宮古島でPR 大会旗を展示 県内を広報リレー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大会をPRする宮古島市の座喜味一幸市長(中央左)と大会実行委員会の山川優事務局次長(同右)ら=14日午後、宮古島市役所

 【宮古島】「美ら島おきなわ文化祭」(10月22日~11月27日)の開催周知を目的に、県内各市町村を回り、大会旗を展示する広報リレーが14日、宮古島市で始まった。同日、市役所で大会事務局から座喜味一幸市長に大会旗が引き渡された。昨年12月、前回開催地の和歌山県から糸満市に大会旗を引き継ぐセレモニーがあった。

 美ら島おきなわ文化祭は県で初開催の第37回国民文化祭と第22回全国障がい者芸術・文化祭の統一名称で、復帰50年記念事業として今年秋に開催される。「文化芸術の花咲いわたり」をテーマに、県内各市町村で芸能や音楽、文芸、美術などさまざまな事業が開催される予定。宮古島市では全国から「海」をテーマに募集した詩を紹介する「詩の祭典」(10月29日)などの開催を予定している。

 座喜味市長は「宮古の文化を発信する絶好の機会だ」とあいさつした。

 おきなわ文化祭実行委員会の山川優事務局次長は「宮古島市をはじめ、県内各地の多様な文化を全国に発信したい」と述べた。

 (佐野真慈)