沖縄芸能の魅力を発信する映像コンテンツ制作に向けた動画撮影が13日から21日まで、那覇市の琉球新報ホールで行われた。21日は琉球舞踊と沖縄民謡を収録した。全日程で総勢約200人が出演し、琉球舞踊、組踊、民謡、沖縄芝居、エイサーの5部門を収録した。県の文化観光戦略推進事業の一環。3月1日から特設サイトで無料配信する。
コロナ禍で国内・海外の移動が困難な中、沖縄芸能の魅力を発信し、アフターコロナに向けた観光誘致につなげるのが狙い。特設サイトでは芸能の解説も併記し、動画は日本語と英語、中国語の字幕と共に視聴できるようにする予定。
県文化振興課の島袋航主査は「県外や海外の方だけでなく県民にも見てほしい。今もさまざまな芸能公演が県内劇場で開催されている。沖縄の芸能の素晴らしさを再認識していただき、劇場にも足を運んでもらいたい」と話した。
(藤村謙吾、写真も)