石垣市長選、きょうから三日攻防 選挙戦最終盤へ


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 【石垣】27日投開票の石垣市長選は、24日から選挙戦最終盤の三日攻防に突入する。新人で前市議の砥板芳行氏(52)と現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=の両候補は公休日となった23日、応援弁士らと共に街頭に出て精力的に活動した。

 一部保守と「オール沖縄」勢力など市議会野党勢力が共闘を組む砥板氏の陣営は、市出身の比嘉京子県議や瀬長美佐雄県議らが応援に入り、人口の多い市街地を中心に遊説して支持拡大を訴えた。

 4期目に向けて政権与党が支援する中山氏の陣営は、全国的な知名度も高い自民党の河野太郎広報本部長が石垣入りした。候補者と共に遊説や市民との意見交換会などで市政継続をアピールした。

 市選挙管理委員会によると、21日から市役所で実施している期日前投票の投票者数は22日現在5363人で、市の選挙人名簿登録者(3万9330人)の13・64%が既に投票を済ませている。
 (西銘研志郎)