チームでどんどん!やんばる発信へ 朝ドラ活用へ協議会 北部観光協・美ら島財団


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「やんばるチームどんどん協議会」の記者発表会に出席した観光協会関係者ら=24日、名護市産業支援センター

 【北部】北部12市町村の観光協会や沖縄美ら島財団は21日、4月から始まるNHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」を活用し、北部地域の活性化を目指す「やんばるチームどんどん協議会」を設立した。24日、名護市産業支援センターで記者発表会を開き、事業展開や設立目的などを説明した。

 同協議会は「やんばるはてぃーち(1つ)」を合言葉に、北部地域の連携を強め経済発展を目指す。会長は本部町観光協会の當山清博会長、副会長には美ら島財団の花城良廣理事長らが就任した。イオン琉球も協力する。

 やんばるの食や言葉、歌などを情報発信する特設サイトも24日に公開した。公式SNSアカウントの開設も予定している。イラストレーターのポッケ104さんがデザインしたロゴも発表した。

 今後、県や沖縄観光コンベンションビューローなどと連携し各種事業を展開する。関連グッズの製作やドラマで撮影された地域を巡るツアーなどを計画しているという。
 (長嶺晃太朗、写真も)