沖縄県の1月観光客22万4600人 前年比56%増


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 沖縄県文化観光スポーツ部は25日、1月の入域観光客数が前年同月比56%(8万600人)増の22万4600人だったと発表した。新型コロナウイルス禍以前となる2019年同月比は69・1%(50万3200人)減となった。まん延防止等重点措置が適用されたことで厳しい状況が続いた。

 航空会社の計画運航便数に対する減便率は、1月は16・6%だった。2月は40%まで拡大している。

 県内旅行促進事業「おきなわ彩発見キャンペーン」は、3月3日から段階的に再開することが決まった。同事業は国の地域観光支援の補助金を活用しており、次年度に予算を80億円繰り越し4~5月の大型連休まで実施する予定になっている。

 県観光政策課の山川哲男課長は「春休みシーズンは人の動きが活発になることが見込まれる。改めて感染防止対策に取り組みたい」と話した。 (中村優希)