沖縄労働局(西川昌登局長)は25日、システムソフトウエア開発のシステック沖縄(那覇市、赤嶺宏社長)にユースエール認定企業通知書を那覇市で交付した。ユースエールは若者の採用・育成に積極的な中小企業を厚労省が優良企業と認定する制度。2015年からスタートし、県内認定企業は今回で16社となった。
システック沖縄は直近3事業年度(18~20年度)の離職者がゼロで、新卒者を毎年5人程度採用している。赤嶺社長は「学部を問わず、若者を積極的に採用している。ソフト開発未経験でも育てる。メンター制度も取り入れ、若者の離職率の低下を継続していきたい」とあいさつした。
那覇新卒応援ハローワークは3月8日、大学生や3年以内の既卒者を対象にユースエール企業説明会を開催する。事前予約が必要。対面参加の問い合わせは同ハローワーク(電話)098(916)6204。 (呉俐君、写真も)