南城市長がコロナ感染 9日に公務復帰の予定


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【南城】南城市は1日、古謝景春市長が新型コロナウイルスに感染したと発表した。市によると古謝市長は2月26日、石垣島へ出張中に喉の痛みを感じ、28日のPCR検査で陽性が判明した。症状は軽いという。

 公務中の濃厚接触者は3月1日時点で市職員1人。症状が軽いため、市は職務代理者を置かず、古謝市長は電話などで公務に関する指示や連絡を在宅で行う。9日には公務に復帰する予定だ。

 古謝市長は2日の市議会3月定例会本会議初日で施政方針演説を行う予定だった。施政方針は復帰後に本会議で述べる予定。古謝市長は2月28日に島尻消防組合議会に管理者として出席した。同組合によると、濃厚接触者はおらず、職員の抗原検査は全員陰性だったという。副管理者の新垣安弘八重瀬町長も、PCR検査は陰性だった。
 (金城実倫)