夏の参院選に向け、自民党県連が沖縄選挙区に擁立する候補者に、県出身で元総務官僚の古謝玄太氏(38)が有力となったことが5日、分かった。6日の選挙対策委員会で決める。決定は投票になる可能性はあるが、古謝氏が多くの支持を集める見通しだ。
選対委で決定すれば、県連は古謝氏を党本部に公認申請する。
古謝氏は1983年10月生まれ、那覇市出身。東京大薬学部を卒業後、総務省に入省。長崎県財政課長や復興庁参事官補佐などを務め、現在はNTTデータ経営研究所(東京)に勤務している。
古謝氏は琉球新報の取材に「これまでの経験やネットワークを還元し、沖縄をより良くしたい」と出馬に意欲を示した。
(大嶺雅俊)