プレミアム率50％、石垣市が商品券販売へ　地域経済を支援　観光客向けも

　【石垣】石垣市の中山義隆市長は8日、市役所で記者会見し、18日からプレミアム率50％のプレミアム付き商品券の販売と使用を始めると発表した。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ地域経済の回復が目的で、使用期限は9月30日まで。市は既に2月1日時点で市に住民登録している全世帯宛てに、市民を対象とする「地域応援商品券」の購入引換券を送付している。

　2月2日以降に市内に引っ越してきた市民は、16日から市役所の特設窓口で、購入引換券を発行することができる。発行には運転免許証などの身分証が必要。

　市民のほかに観光客でも購入できる「観光応援商品券」「理容・美容商品券」も販売する。

　商品券の対象店舗は2月末時点で約540店舗で、対象店舗は現在も募集中。市は7億8600万円の経済効果を見込んでいる。

（西銘研志郎）