オキハムの長濱社長に農林水産大臣賞 農商工連携で地域に貢献


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長濱 徳勝社長

 【読谷】沖縄ハム総合食品(読谷村)の長濱徳勝社長(72)はこのほど、第43回食品産業優良企業等表彰(食品産業センター、食品等流通合理化促進機構主催)の食品産業部門・農商工連携推進タイプで、農林水産大臣賞を受賞した。地域の特産品を使った商品開発や、沖縄の食文化に根差した商品開発などが総合的に評価された。

 同賞は農商工連携推進など、商品開発を通して地域発展に功績のあった企業や個人に贈られる。

 長濱社長は2000年に沖縄ハムの社長に就任。地元の漁協や高校生などと連携した地域連携製品をこれまで約20点開発してきた。「沖縄シークヮーサー」の地域団体商標取得にも貢献した。

 長濱社長は「企業としての活動を評価していただいたのだろう。一緒に商品開発に携わった生産者の皆さんに感謝したい」と受賞を喜んだ。
 (石井恵理菜)