八重山のコロナ警報22日解除 沖縄の感染718人(3月18日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は17日、新たに10歳未満から90代までの718人の新型コロナウイルス感染を確認した。先週木曜から69人増となり、2日連続で前週の同じ曜日を上回った。県内の累計感染者数は11万1684人。玉城デニー知事は県庁で会見を開き、石垣市と竹富町、与那国町の感染状況は改善傾向にあり、医療提供体制のひっ迫などは起きていないとして、3市町に出していた「コロナ感染拡大警報」を予定通り22日で解除する方針を示した。

 19日からの3連休は警報期間にあるとして、玉城知事は「会食などを企画している場合は、事前にPCR検査を受検したり、当日の抗原検査での陰性を確認したりしてほしい。3回目のワクチン接種もお願いしたい」と呼び掛けた。

 17日の年代別感染者は20代が最多で130人、10代123人、40代116人、30代112人、10歳未満81人の順に多く、70代以上は計26人だった。

 米軍関係は新たに38人の感染が県に報告された。累計は1万1204人。 (當山幸都まとめ)