沖縄県内の多くの公立小中学校は24日、1年を締めくくる修了式を開いた。南城市の大里北小学校では卒業生を除く1〜5年生が約170日に及ぶ学校生活を振り返った。各学年が2学級のため、体育館で実施した。児童らは新型コロナウイルス感染対策として、マスクを着用し、距離をとって座った。
平良正哉校長は学級代表に「よい子のあゆみ」を手渡した。校長あいさつでは「塞翁が馬」のことわざを紹介し「1年間、良いことも悪いこともあったと思う。できる時に何をしたかが大事。春休みは次の学年のことを考え、(4月に)元気に会いましょう」と述べた。
各学年の代表は児童らの前で「国語の文章問題を頑張った」「3年生でも級長になりたい」「新学年ではいろんなことに挑戦したい」と振り返りと抱負を述べた。